【業界紙】スクリーン・デジタル印刷界の12月号表紙を担当しました!

2023.1.12 / BLOG

こんにちは!

スクリーン・デジタル印刷界 2022年12月号の表紙を、プリントスが担当させていただきました。

スクリーン・デジタル印刷界とは、全日本スクリーン・デジタル印刷協同組合連合会が毎月発刊している業界紙です。

全国の印刷会社様が、毎月表紙を交代で担当しています。

コンセプト

愛知県一宮市に会社を構えるプリントスだからこそできる表紙にしようということで、一宮市が発祥の地といわれる「モーニングサービスを題材に選びました。(以下「モーニング」)

モーニングの中でも、愛知県になじみ深い小倉トーストを中央に大きく配置し、インパクトあるデザインに仕上げました。

一宮のことをもっと知ってもらえるよう、背景にはモーニング発祥のストーリーを載せています。

 

モーニングとは、朝の時間帯はドリンク代のみで、トーストやゆで卵、サラダなどが付くサービスのことです。

 

モーニングの起源は、昭和31年頃まで遡ります。

繊維業が盛んだった一宮市は好景気に沸いており、繊維業を営む人々が朝から喫茶店で商談や打ち合わせをしていました。当時の繊維工場は機械の音がうるさく埃っぽかったからです。

そこで人の良いマスターが、朝から来てくれる人々にピーナッツやゆで卵をサービスで出したのが始まりと言われています。

版について

今回使用した版のデータです。

トーストをインクジェット印刷、小倉トーストの上に乗っているバターと背景の文字をスクリーン印刷で刷っています。

 

社内製版

プリントスは印刷だけでなく、スクリーン用版の作成も社内で行っています。

製版チームに協力していただき、スクリーン印刷用の版を全部で3枚作っていただきました。

印刷の工夫ポイント

小倉トーストのバターが溶け出している様子を、透明インク自体に黄色を混ぜて刷ることで表現しました。

バターは、それぞれ違う形の版を2回重ねて刷っています。

1回目は少し白を足した透明黄色、2回目は透明黄色のみのインクを使用しています。

2色とも黄色のインクを入れる%を変えたり、白の%を変えたり、バターが溶けている様子をよりリアルに再現できるよう、印刷チームと試行錯誤を重ねました。

完成

様々な工程を経て無事に完成させることができました。

ご協力いただいた皆様、ありがとうございました!

おまけ

以前に担当させていただいた表紙と今回の表紙を、玄関の応接室に飾ることになりました。

プリントスにご来社の際は、ぜひご覧ください!

 

Instagramにも、今回の内容を動画にして掲載中です♪

スクリーン・デジタル印刷界 表紙の準備

表紙が完成しました!

 

 

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