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銘板(プレート)の特徴と実例

2025.08.12 / TOPIC

銘板(プレート)の特徴と実例

目次

情報を伝えるという、大切な役割を持つ銘板は、「プレート」「ネームプレート」とも呼ばれています。

この記事では、銘板の製作を検討している方に向けて、銘板に使用される素材ごとの特徴や具体的な実例までをわかりやすくご紹介しています。
ぜひ最後までご覧ください。

銘板(プレート)の役割と用途

銘板(プレート)は、設置する場所と用途によって、求められる仕様と役割が大きく変わります。

使用環境から素材を選ぶ

銘板が設置される環境は様々です。
高温や油、薬品、衝撃など、過酷な状況にも耐えうる素材を選ぶことが大切です。

アクリル銘板
ガラスよりも透明度が高く、軽いのが特徴です。
透明アクリル板の裏面に印刷を施す「裏印刷」は、券売機や操作パネルでよく活用される方法です。
裏面に印刷することで印刷部分が保護されるため、傷つきにくく、表示が長持ちします。

シール・シート・フィルム銘板
ポリカーボネートやユポ、白銀シールなどの素材に印刷を施すことで、曲面にも貼り付けられる銘板を製作することができます。
機械の操作パネルや注意喚起ラベルなど、幅広い用途で活用されています。
主に室内での使用に適しています。

金属系銘板(ステンレス、アルミ)
ステンレスやアルミ、真鍮などの金属銘板は、耐久性が高いのが特徴です。屋外や過酷な環境下で使用する場合に適しています。
シルバーやゴールド等、金属にしか出せない色や質感などもあるため、重厚感のある仕上がりにできるのも魅力の一つです。

製作方法とオーダーのポイント

銘板を注文する際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

【ポイント①】設計とデザイン
銘板に表示する内容を決めましょう。
文字やロゴのデータは、Illustratorなどのアプリを使って、mm単位まで正確に作成しましょう。
特に操作パネルやスケール表示など、精密さが求められる銘板では、データの正確性が重要です。

【ポイント②】製作方法の選択
彫刻(レーザーやエッチング)は、文字が剥がれにくく耐久性が高いのが特徴です。
印刷(シルクスクリーン、インクジェット)は、カラーで表示する場合や複雑なデザインに向いています。

【ポイント③】取り付け方法
ネジやボルトでしっかり固定するパターンから、両面テープやシールで簡単に貼り付けられるものまで、さまざまな取り付け方法があります。
設置場所や取り付け部分の素材に、適した方法を選びましょう。

銘板の製作について、さらに詳細を知りたい方は、こちらのページをご覧ください。
【プロが教える】銘板製作の完全ガイド

実例一覧(アクリル・シート・シール・ステンレス)

銘板の実例を画像を交えながら、ご紹介していきます。

アクリル銘板

券売機の操作パネル
素材:透明アクリル
印刷:スクリーン印刷(裏印刷)

水族館券売機の操作パネル
素材:透明アクリル
印刷:UVインクジェット印刷(裏印刷)

医療費精算機の操作パネル
素材:透明アクリル
印刷:UVインクジェット印刷(裏印刷)

電気機器の操作パネル
素材:透明アクリル
印刷:スクリーン印刷(裏印刷)

精算機の表示パネル
素材:透明アクリル
印刷:インクジェット印刷(裏印刷)+透明点字印刷(表印刷)

駅改札機のICタッチパネル
素材:透明アクリル
印刷:スクリーン印刷(裏印刷)

シール・シート・フィルム銘板

工作機械の操作シート
素材:ポリカーボネート
印刷:インクジェット印刷(裏印刷)

医療・美容機器の操作シート
素材:ポリカーボネート
印刷:インクジェット印刷(裏印刷)

機械の操作シート
素材:ポリカーボネート
印刷:インクジェット印刷(裏印刷)

操作方法シール
素材:白銀シール
印刷:インクジェット印刷(表印刷)

警告ラベル
素材:ユポ
印刷:インクジェット印刷(表印刷)

社名シール
素材:白銀シール
印刷:スクリーン印刷(裏印刷)

金属銘板

社名プレート
素材:ステンレス
印刷:スクリーン印刷(表印刷)

銘板・プレートは、使用する場所や目的に応じて最適な素材や加工方法を選ぶことが大切です。

どのような銘板を注文すればいいか迷った際は、ネット検索で銘板製作しているサイトを探すのもおすすめです。
各社のカタログや商品の一覧を確認したり、無料の見積りを依頼したりするとさらによいでしょう。
さらに、お客様のレビューがある場合は、そちらも確認しておきましょう。

この記事を利用して、機械や設備にぴったりな銘板を製作しましょう。


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