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アクリル銘板とは?5つのメリットと選ぶべき理由

2025.04.08 / TOPIC

アクリル銘板とは?5つのメリットと選ぶべき理由

目次


こんなお悩みありませんか?

「機械の表示板が劣化して困っている」
「制御盤のスイッチ表示が分かりにくい」


そのお悩み、アクリル銘板が解決します!
この記事では、アクリル素材で銘板を作るメリットや活用シーンなどを徹底解説しています。

アクリル銘板とは?

アクリル銘板とは、アクリル樹脂で作られた表示板のことです。
看板や機械の操作盤、施設の案内板に使用され、「情報を伝える」「ブランドイメージを表現する」などの役割を果たしています。

ガラスのような透明性とプラスチックの軽さを併せ持ち、カット加工や印刷しやすいのが特徴です。

ガラスや金属と違う!アクリル銘板のメリット

軽量で施工が簡単
アクリル銘板は軽量であるため、取り付けが容易で、取り付ける対象物への負担も軽減できます。
また、壁面への取り付けや搬送時の負担が軽減され、工事コスト削減に繋がります。
近年では、両面テープで簡単に取り付けられるシールタイプの銘板も登場し、利便性がさらに向上しています。

コストパフォーマンスが高い
ステンレスや真鍮板と比べて材料費が抑えられ、小ロット製作にも最適です。

優れた耐候性
半屋外で使用しても変色しにくい特性があります。
特にポリカーボネートよりも黄ばみにくいため、長期間透明度を保ちたい用途に適しています。ただし、屋外で使用する際は注意が必要です。
金属や木材のように、錆びたり腐食したりする心配がないため、安心してご利用いただけます。

自由なデザインと加工
NC加工機やレーザー加工機で、自由にカットできます。特にレーザー加工を行うと、微細で複雑な形状を加工することが可能になります。
また、フルカラー印刷もきれいに表現できるため、オリジナル性の高い銘板を製作することができます。

比較的安全な素材
割れても鋭利な破片が飛び散りにくいため、学校や商業施設など人通りが多い場所にも採用されています。

他の素材との比較

アクリルをポリカーボネートやガラス、鉄などの他の素材との違いを、表にまとめました。

素材アクリル(PMMA)ポリカーボネート(PC)ガラス
重量軽い軽い重い重い
耐衝撃やや強い非常に強い弱い(割れる)強い
耐熱性80~90℃程度120℃程度高温に強い1500℃前後
コスト安~高

プラスチック銘板の素材として、主にアクリル、ポリカーボネートなどが使われます。
それぞれの素材が持つ特性を活かすことで、用途に合わせた銘板を作ることが可能です。

透明度が高く美しい光沢を持つアクリルは、屋内サイデイングやディスプレイ、ネームプレートなどに最適です。
耐衝撃性に優れたポリカーボネートは、屋外での使用や、衝撃を受ける可能性のある場所での使用に適しています。

こんなシーンで活躍!アクリル銘板の事例

工場

機械の操作パネル:ボタンの説明など
安全標識:「立入禁止」「高電圧」などの警告表示

オフィス

受付サイン:フロア案内や企業ロゴの掲示
ドアプレート:会議室名の表示など

公共施設

券売機:駅券売機の料金表示
改札機:ICカードタッチ部分

アクリルへ印刷する方法

アクリルに印刷する方法は、主に次の2つがあります。

スクリーン印刷

網目状の版を使ってインクを押し出し、文字や図柄などを印刷する加工方法のことです。
古くから用いられる伝統的な技術ですが、アクリル銘板においてもその特性が活かされています。

鮮やかな発色
濃度の高いインクを使用するため、鮮やかで力強い発色が得られます。
高い耐久性
厚いインク層は、耐候性や耐摩擦性に優れ、半屋外での使用にも適しています。
ベタ塗が得意
広い面積を1色で塗る、ベタ塗が得意です。

インクジェット印刷

インクジェット印刷機は、微細なインクの滴をスプレーして印刷する方法です。
特に「UVインクジェット印刷」は、アクリル銘板の印刷方法として広く活用されています。

高精細な印刷
フルカラー印刷が可能。写真やグラデーションなどの複雑なデザインも、高精細に再現できます。
短納期、小ロット生産
印刷版を製作する必要がないため、短納期や小ロットの印刷にも適しています。
多品種の印刷が得意
データがあれば自由に印刷可能なため、多品種小ロットに向いています。

アクリルの加工方法

NC加工

NC加工とは、「Numerical Control(数値制御)」の略で、コンピューター制御によって工作機械を動かし、アクリルを加工する方法です。
コンピューターに設計図や加工手順を数値データとして入力し、そのデータに基づいて機械が自動で加工してくれます。複雑かつ高精密な加工を効率よく行えるため、精度の高い製品を大量生産することができます。

レーザー加工

レーザー光を利用して、材料を加工する技術です。
レーザー光は非常に細く集光できるため、微細な加工や複雑な形状の加工を得意とします。素材に直接触れない「非接触加工」ができるため、素材の変形やひび割れといったダメージを最小限に抑え、高品質な仕上がりを実現します。
コンピューター制御により、切断や彫刻が可能なため、デザインの変更や修正も、比較的簡単に行えます。

失敗しない!アクリル銘板製作のポイント

アクリル銘板は軽量で様々な場所で活用されていますが

「知識不足で思った仕上がりにならなかった」
「耐久性が足りず割れてしまった」


といった失敗が発生することもあります。
そこで、専門メーカーのプリントスが、高品質な銘板を製作するためのチェックポイントを一覧にまとめました。

1. 厚み選び|環境で変わる最適な厚み
・屋内用(社内サイン、機器表示板)
 →シートやフィルムの裏面に印刷する方法がおすすめです。
・半屋外用(機械の表示パネル、案内板)
 → 1mm~4mm
 今まで厚み4mmのアクリルを使っていたが、2~3mmに抑えてコストダウンを図るという方法もあります。

2. アクリルの素材|美観と機能性の両立
マット仕上げ
 反射防止で視認性をUP、中身を見せなくするすりガラスのような効果も期待できます。
光沢仕上げ
 光沢があるため、見た目が美しく、高級感があります。
カラーアクリル
 鮮やかなカラーアクリルは、デザインのアクセントになったり、より人目を引きつけることが期待できます。

3. 印刷方法|褪せないデザインを実現

プリントスはスクリーン印刷、インクジェット印刷ともに曝露テストを行い、インクの耐候性を試験しています。

方式特徴失敗リスク回避法
スクリーン印刷単色が得意複雑なデザインやグラデーションは向いていない
インクジェット印刷写真のような繊細な
印刷ができる
単色のベタ塗は
あまり向いていない

4. 取り付け方法|強度と安全性の確保
マグネット式
 一時的な展示会向け
両面テープ
 軽量板向け、壁面を傷つけたくない時
ビス留め 
 厚みがあったり、振動のある工場機器向け

5. 業者選び|3つのチェックリスト
1.対応実績
 自社と似た業種の事例があるか
2.技術とノウハウ
 技術力があり、希望に柔軟に対応できるか
3.納期
 依頼してからどのくらいで製作可能か

どこに頼んだらいいの?

ここまで、アクリル銘板を製作する上で大切なポイント等を解説してきました。
でも『自分で仕様を決めるのは難しい…』と感じる方もいらっしゃると思います。
もしアクリル銘板づくりに少しでも不安を感じたら、ぜひ一度プリントスにご相談ください。

プリントスでは、こんな特長でお客様の想いを形にするお手伝いをさせていただきます!

お気軽にご相談ください!
どんな厚さや印刷方法が良いか、どんな加工ができるかなど、プロがお客様のご用途に合わせて丁寧にご提案します。
「どうしたら良いかわからない…」という不安も、私たちにお任せください!

納期2週間で納品
通常、約2週間でお客様のお手元に、商品を出荷いたします。
もしお急ぎの場合は、遠慮なくご相談ください。可能な限り対応させていただきます。

長年の経験と確かな技術
1977年の創業以来、培ってきた技術と知識で、お客様のご希望にぴったりの銘板をご提供いたします。
どんなことでも、安心してお話しください。

データ入稿方法

プリントスでは、お客様の大切なデータを入稿いただく方法として、以下の2つの方法をご用意しております。

1.お問い合わせフォームから
お問い合わせフォームに直接データを貼って、ご祖畏怖ください。ファイルサイズは8MBまで送信できます。
添付可能なファイルは下記となります。

.jpg

.gif

.bmp

.png

.pdf

.ai

.eps

.zip

.lzh

これ以外のファイルに関しては、「.zip」形式などで圧縮してご送信ください。

2.データ便で送る
8MB以上のデータは、データ便をご利用いただくと便利です。ダウンロードURLを、お問い合わせフォームに記

お問合せ先

プリントス株式会社
〒491-0124 愛知県一宮市佐千原垣崎61
TEL:0586-52-5077 FAX:0586-52-5088
Mail:office@printos.co.jp

営業時間:8:30~17:30(土日祝休み)

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