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銘板で「制御盤の困った」を解決!

2025.04.22 / TOPIC

銘板で「制御盤の困った」を解決!

目次

制御盤の銘板とは?

まず、制御盤(せいぎょばん)とは、工場などの様々な設備や機械を、電気的に制御や操作するための機器をまとめた、工場の心臓部である装置のことです。

そして、制御盤の盤面に貼られた表示板のことを「銘板」といいます。
ただの表示と思われがちですが、実は制御盤の安全性、作業効率、ひいては製品の品質までも左右する、大切なものです。

この記事では、制御盤の観点から、銘板がなぜそんなにも重要視されているのか、そしてどのような種類があり、制御盤の価値を高めているのかを徹底解説していきます。


銘板についてさらに詳しく知りたい方は、下記トピックをご覧ください。
銘板とは?
製作事例についてはこちらで、ご紹介しています。
製品紹介

銘板が解決する制御盤の4つの課題

制御盤において銘板は、単なる表示だけではなく、安全性、効率性、そしてメンテナンス性を向上させる重要な役割を担っています。
適切な銘板を使用することで、制御盤の使用における様々な課題を解決することができます。

誤操作を減らして安全性を向上
ボタン配置や操作手順を明確に表示することで、誤操作を減らし、安全性を向上させます。
銘板が不鮮明だったり不適切なデザインだと、作業効率が低下し、場合によっては事故を引き起こす原因ともなります。
そのため、適切で分かりやすい銘板の取り付けは、安全な職場環境の維持とスムーズな作業を実現する、第一歩と言えます。

作業効率の大幅な向上
直観的でわかりやすい表示をすることで、操作の迷いをなくし、作業時間を短縮します。

情報を集約し、視認性を高める
複数のスイッチと表示をひとつの銘板に集約することで、盤面全体の視認性を高めます。
必要な情報が瞬時に把握できるようになり、より効率的な操作を可能にします。

企業イメージの向上
オリジナル性の高い銘板を製作することで、細部へのこだわりや品質の高さをアピールできます。
また、企業や商品のブランドイメージを向上させ、競合他社との差別化も図れます。

銘板の種類

制御盤に取り付けられる銘板は、使用用途や形状に応じて代表的な種類があります。まずは、使用される使用される材質に焦点を当ててご紹介します。

制御盤の銘板で使用される代表的な材質は、主に下記の2種類になります。

  • アクリル
  • 金属

アクリル銘板
アクリルはプラスチックの一種で、透明性や加工性に優れています。制御盤用銘板としては、その特性を活かした様々なタイプがあります。

金属銘板
金属銘板は、その堅牢性と耐久性から、特に厳しい環境下で使用される制御盤に適しています。主に「アルミ」や「ステンレス」が使われます。

このように、アクリルと金属はそれぞれ異なる特性を持ち、制御盤の設置環境や求められる機能、デザイン性、コストなどに応じて最適な材質と加工方法が選ばれます。


次に、銘板の種類をご紹介します。
代表的なものは「短冊銘板」と「ダルマ銘板」です。

短冊銘板
個々のボタンやスイッチに取り付けられることが多く、「運転」「停止」「〇〇制御盤」等、基本的な操作や機能、機械名を文字表示します。短冊のように細長い形状が特徴です。

ダルマ銘板(メガネ銘板)
スイッチやランプの周りに取り付けられることが多く、ダルマやメガネのように穴が開いた形状から、このように呼ばれています。視認性が非常に高く、誤操作の防止に役立っています。

銘板製作会社を選ぶ際のポイント

制御盤の銘板は、機械の安全性や操作性だけでなく、商品の生産性にも関わる重要な要素です。
そのため、適切な銘板を製作してくれる会社を選ぶことが、生産効率や安全性を高めることに繋がります。

ここでは、銘板製作会社を選ぶ際に注意すべき点やポイントをまとめました。

1.得意な素材と加工方法を確認する
制御盤の銘板には、アクリル、塩ビなどの樹脂素材から、アルミ、ステンレスなどの金属素材まで、様々な素材が使用されています。
銘板製作会社によって、得意な素材や加工方法(スクリーン印刷、UV印刷、彫刻、エッチングなど)が異なります。
制御盤を使用する環境(屋外・屋内、高温・低温、油や薬品の使用有無など)に合った、耐久性やデザイン性、素材、加工に対応できるか確認しましょう。
特に、耐久性が求められる制御盤銘板では、彫刻加工や裏面からの印刷が可能な会社を選ぶのがおすすめです。

2.最低ロット数と納期
注文できる最低ロット数も、確認しておくとよいでしょう。
1個の小ロットから対応してくれる会社もあれば、大ロットのみ受け付けている会社もあります。試作で1個だけ欲しい場合には、小ロットから対応してくれるところに注文するのがおすすめです。
また、急ぎで必要な場合は、短納期対応が可能かどうかも併せてしておくと安心です。

3.デザイン対応と提案力
指定されたデザイン通りに製作するだけでなく、制御盤の使いやすさや視認性を考えたデザイン提案ができる会社は、より信頼できます。
文字の印刷だけでなく、企業ロゴやピクトグラム、点字など複雑なデザインに対応できる印刷技術を持っているかも確認すると良いでしょう。

4.充分な経験と実績はあるか
制御盤用の銘板製作に豊富な実績があるかも、確認するとよいでしょう。実績が豊富にある会社は、専門知識やノウハウをたくさん持っているため安心です。
過去の製品・商品事例を見せてもらって、経験値を判断しましょう。

制御盤の銘板製作はプリントスにおまかせ

私たちが得意とするのは、お客様の制御盤の形状やレイアウトに合わせた、オーダーメイドのアクリル銘板や操作パネルの製作です。

「まずは試作で1個だけ作りたい」というご要望も大歓迎!
1個から製作を承りますので、試作開発や既存設備の改修など、必要な時に必要な数だけご依頼いただけます。

さらに、最大1,300×700mmまでの大きな素材にも印刷可能です。
操作に必要な情報を一つのパネルに集約することで、視認性を大きく向上させ、より直感的に使用できる操作盤を実現します。

また、「スクリーン印刷」と「UVインクジェット印刷」の2つの異なる印刷手法を使い分け、お客様の多様なニーズにお応えします。企業ロゴやピクトグラムなどのイラストはもちろん、点字などの幅広い表現が可能です。

銘板を取り付ける際のビス穴開けの加工や両面テープ貼りもお任せください!

スクリーン印刷
耐候性と耐摩擦性に優れており、半屋外での使用におすすめです。ベタ塗が得意です。
最大970×1,300mmまでのサイズに、対応しています。

スクリーン印刷の詳細については、こちらをご覧ください。
【技術紹介】スクリーン印刷

UVインクジェット印刷
グラデーションや写真など、繊細なデザインの印刷を得意とします。
最大1,400×700mmまでのサイズに、対応しています。

UVインクジェット印刷の詳細については、こちらをご覧ください。
【技術紹介】UVインクジェット印刷

制御盤のお悩み、プリントスが解決します!

「制御盤の操作性を向上させたい」
「デザイン性の高い銘板にしたい」
「操作ミスを防いで安全性を向上させたい」

制御盤の銘板は、作業の安全性と効率性、さらには企業の信頼性にも関わる重要な要素です。
私たちはお客様の「困った」に真摯に向き合い、最適な銘板をご提案いたします。

銘板製作会社をお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせフォームをご利用いただくと、図面データやイメージ図を簡単に送付いただけます。

プリントス株式会社

〒491-0124 愛知県一宮市佐千原垣崎61
TEL:0586-52-5077
FAX:0586-52-5088
Mail:office@printos.co.jp

営業日 :月~金(祝日は除く)
営業時間:8:30~17:30

よくある質問FAQ

Q.納期はどのくらいですか?
納品までに2週間(土日祝除く)いただいておりますが、基本的にはお客様のご希望納期で対応させていただきます
Q.見積もりは本日中にもらえますか?
はい。
当日の午前中(AM10:00)までのお問い合わせは本日中のお見積もり提出を心がけております。
Q.1個から製作出来ますか?
はい。
1個からの小ロット注文も大歓迎です。
Q.価格はどのくらいですか?
ご注文の内容によって価格は変わります。
お問い合わせフォームより、ご相談内容をお送りください。正確なお見積りをお出しいたします。
Q.銘板のデザインもしてくれますか?
はい。
ご要望をお伺いし、ご希望のデザインを作成することも可能です。
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