2026.09.08 / TOPIC
目次
名刺やパッケージ、操作パネルなど、さまざまな製品に高級感や立体感を与えられる「エンボス加工」。
いざ依頼しようと思っても、「どんな印刷会社に頼めばいいのか分からない」「料金や納期の目安が知りたい」という方は多いのではないでしょうか。
本記事では、エンボス加工の概要から、対応素材による発注先の違い、料金の考え方、印刷会社(加工会社)選びのポイントまで、実際に樹脂製エンボス加工を手がけている立場から解説します。
なお、プリントスは操作パネル・操作シートに使われる樹脂製フィルムへの印刷からエンボス加工、型の製作までを一貫して対応する印刷会社です。
名刺や封筒、パッケージなど紙製品のエンボス加工は行っておりません。
紙製品をお探しの場合は、紙の加工を専門とする印刷会社にご相談いただくことをおすすめします。

エンボス加工は素材の表面に凸をつけて文字や絵柄を立体的に浮き上がらせて立体感や質感を表現する加工ですが、デボス加工は逆に凹状にする加工です。
それぞれの特徴や向いている用途は、下記の記事で詳細に解説していますので、依頼前にぜひご確認ください。
エンボス加工とは?
エンボス加工に対応する会社は、大きく分けると「紙製品(名刺・封筒・パッケージなど)を得意とする印刷会社」と「金属・プラスチックなど工業製品を得意とする加工会社」に分かれます。
紙製品の場合
名刺・招待状・パッケージ・はがき・チラシ・ポスター・カレンダー・メッセージカード・シール(ステッカー)など
→紙のエンボス加工を専門とする印刷会社へ
オフセット印刷などの印刷と組み合わせて、箔押しやニスなどの表面加工を行う会社もあります。

樹脂製品の場合
樹脂フィルム・操作パネル・操作シートなど
→樹脂製フィルムのエンボス加工を専門とする印刷会社へ
★プリントスはこちらを専門としています。

同じ「エンボス加工」という言葉でも、対応する素材によって適した会社が異なります。
問い合わせる前に、自分が加工したい素材がどちらに近いかを確認しておくと、スムーズに注文できます。
樹脂製品なら、当社の樹脂型エンボス加工が小ロット・低コストでおすすめです。
金属型と比べて型代を約10分の1に抑えられ、型を社内製作しているためリードタイムも短縮。
1枚からの小ロット製作にも対応しています。
樹脂製フィルムへの印刷とエンボス加工を一貫して対応できるため、印刷と加工を別の会社へ依頼する手間を減らせることも当社の特徴です。
詳しくは後述の「樹脂型エンボス加工なら小ロット・低コストで相談可能」でご紹介しています。
プリントスでは、主に以下のような製品・商品への樹脂フィルムのエンボス加工に対応しています。
【対応製品一覧】
使用用途や環境に合わせて、素材・加工方法をご提案します。
具体的な料金の目安を先に知りたい方は、エンボス加工|料金・納期の目安をご覧ください。
操作シートへのエンボス加工の料金は、主に加工面積・デザインの複雑さ・数量によって決まります。
また、次のようなケースでは追加代金が発生することがあります。
価格や納期は印刷会社によって幅があるため、正式な依頼前に見積もりを取り、加工面積・デザインデータ・希望納期を伝えたうえで確認するのが確実です。
特に樹脂型を扱っている会社であれば、金属型より型代を抑えられる場合が多いので、コストを重視する方は確認しておくとよいでしょう。
操作シートのエンボス加工を依頼する際は、通常の印刷データとは異なる注意点があります。
入稿データを作成する場合は、以下の点に気を付けましょう。
解像度
凹凸の輪郭がぼやけないよう、300dpi以上の解像度でデータを作成しましょう。

カラーモード
画面と印刷時の色のギャップを防ぎ、正確な色再現を行うため、CMYKにて作成します。
ただし、ロゴ等の重要要素(コーポレートカラー)については、色ブレを防ぐためPANTONE(特色)にて色番を指定を行うとよいでしょう。

加工範囲・深さの指定
凹凸を入れたい範囲や、どの程度の高さ(深さ)にしたいかを明確にしておきます。

素材の指定
PETなどの樹脂フィルムは、材質や厚みによって加工性や仕上がりが異なります。
使用する素材が決まっている場合は、お問い合わせの際にお伝えいただくとスムーズです。素材選びからのご相談も承ります。

線の太さ・最小サイズ
細すぎる線や小さすぎる文字は凹凸が潰れて再現できないことがあります。
一般的に線幅0.4pt以上、最小サイズ0.3mm以上が目安です(素材によって異なります)。

加工位置の指定
エンボスを入れたい位置や範囲を、データ上で明確に示しておくと、印刷会社とのやり取りがスムーズになります。
特に操作パネルでは、印刷された文字・記号とエンボスの位置にズレが生じないよう、印刷位置と加工位置をセットで確認することが重要です。
印刷から加工までを当社で一貫して対応することで、こうした位置ズレのリスクを抑えられます。

データに不安がある場合は、多くの印刷会社(加工会社)がデータ作成のサポートに対応しているので、遠慮なく相談してみましょう。
操作シートのエンボス加工に対応している印刷会社は数多くありますが、次のような点をチェックすると、自分の希望に合う会社を見つけやすくなります。
特に「小ロットで試作したい」「型代を抑えたい」という場合は、金属型だけでなく樹脂型に対応している会社かどうかも確認しておくと安心です。
また、印刷・エンボス加工・型製作をまとめて相談できる会社であれば、複数の会社に分けて発注するよりも、仕様の共有がスムーズになり、仕上がりの品質も安定しやすくなります。
仕様確認から加工まで一貫して対応してもらえるため、認識のズレや仕上がりのばらつきを抑えやすい点もメリットです。
プリントスも、樹脂フィルムへの印刷・エンボス加工・型製作までを一貫して対応しており、この体制を強みとしています。
操作シートは、日常的に指で押される・触れられるという特性上、見た目の美しさだけでなく耐久性も重要です。
用途や設置環境を伝えると、それに適した加工方法・素材を提案してもらいやすくなります。
操作シートのエンボス加工では、機能性を意識したデザインが仕上がりを左右します。
迷ったときは、印刷会社(加工会社)にデザインデータを見せながら相談すると、加工に適した形に調整してもらえることが多いです。

エンボス加工は型代がネックになりがちですが、当社では樹脂製の型を使った小ロット対応のエンボス加工を得意としています。
試作品や少量生産、デザイン確認用のサンプルが必要な場合にも適した方法です。
「エンボス加工をしたいけれど、金属型では費用が合わない」「まずは1枚だけ試したい」という場合にも、樹脂型エンボス加工をご検討いただけます。
小ロット専門の樹脂型エンボス加工については、下記記事で詳しく紹介しています。
樹脂型エンボス加工のスゴイ効果
エンボス加工を依頼する会社を選ぶ際は、まず「紙製品」か「樹脂・工業製品」かで発注先が変わることを押さえたうえで、料金や納期、対応実績、サンプル対応の有無まで確認することが、仕上がりの満足度につながります。
特に「エンボス加工 印刷会社」で探す場合でも、紙製品と樹脂製品では得意とする加工会社が異なるため、対応素材を確認することが重要です。
当社は、操作パネル・操作シート向けの樹脂型エンボス加工を専門とし、小ロット・短納期でのご相談に対応しています。
樹脂製フィルムへの印刷からエンボス加工、型の製作まで、用途に合わせた加工方法をご提案しています。
「まずはサンプルを見てみたい」「型代を抑えて試作したい」という方は、お気軽にご相談ください。
まずは、お気軽にご相談ください。
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