銘板の読み方とは?

銘板ってなに?

「銘板」とは、建物や機械などに取り付けられたプレートやパネルのことです。
銘板は、製造者や製造年、製品名、仕様など、さまざまな重要な情報が記載されています。
また、人目をひきつけるような、アイキャッチ的な役割もあります。

銘板の読み方

正しい読み方は「めいばん」といいます。

銘板の「銘」は、「名を刻む」という意味の漢字で、「板」は平たく固い物を指す言葉です。
つまり、「銘板」は「名前などの情報が刻まれた板」という意味になります。

また、銘板は「名板」と書く場合も存在します。
銘板は、金属やプラスチックなどを素材とし、製品名や型番、製造年月日、製造者などの重要な情報を表示した板状のものです。

名板は、銘板よりも広い範囲を指し、材質や表示方法は特に限定されていません。
人や物、場所の名前を表示するためのプレートなども含まれます。

銘板に表示される例文とは?

例1 産業機械の場合

会 社 名 :〇〇製作株式会社
型  式:ABCD-1234
電  圧:3Φ200/210V
電気容量:5KW
製造年月:2025年2月
製造番号:2025-0002

例2 建物の場合

建築物名:〇〇ビル
竣  工:2025年3月
施  工:株式会社△△建築会社
設  計:□□建築設計事務所

例3 操作パネルの場合

ボタンの機能
操作手順
電源のON/OFF
動作モード(例:コピー、印刷)
接続状態(例:Wi-Fi、USB)
など

これらの例に加え、銘板には次のような情報が表示されていることもあります。

・会社ロゴや製品ロゴ
・製品名
・企画や認証情報
・注意書きや警告表示

銘板と同じ意味を持つキーワード

銘板と同じ意味を持つキーワードには、以下のようなものがあります。

1.名板
「銘板の読み方」でご紹介したように、同じ意味でもっとも使われる言葉です。
「銘板」と「名板」は、厳密にいうと使われる対象が違いますが、ほとんど同じ意味として扱われる場合もあります。

2.プレート
ネームプレートやナンバープレートなど、様々な用途で使われる言葉です。
表札や卓上ネームプレートなど、個人名を表示する際に使われることが多いです。
「銘板」は、JIS規格で定義されているように、製品名や型番、製造年月日などを表示する耐久性の高い板を指します。一方、「プレート」は、材質や用途が限定されず、より広い範囲を指します。

3.標識板
機械や設備などに設置されている、注意喚起や警告などを表示する板状のものです。
安全に関する情報を表示することに、特化しています。

4.パネル
広い意味では、銘板のように平らな板状のもののことをいいます。
操作パネルや表示パネルなど、電子機器に使われているものを指す場合も多いです。

まとめ

この記事では、銘板の読み方から、基礎知識について解説してきました。
名板やプレートなど、似た言葉との違いを理解することで、銘板への理解がより深まります。

銘板は、私たちの身の回りにある様々な製品や建物に存在し、重要な情報を提供してくれています。 次に銘板を見かけたときは、ぜひこの記事で得た知識を思い出してみてください。

銘板を通して、製品や建物の背景にある情報に触れることで、新たな発見があるかもしれません。

関連情報

工業銘板について
電気機器操作パネル
シール銘板

銘板シール(ラベル)の基本知識

銘板シール(ラベル)の特徴

銘板シールとは、製品や機械の情報を表示するシールのことです。
銘板ラベルとも呼ばれています。
金属製の銘板に比べ、軽量で手軽に貼り付けられるため、さまざまな場面で活用されています。

こんなお困りごとありませんか?

銘板シールは便利な反面、以下のようなお困りごとを抱える方もいらっしゃいます。

  • 種類が多くて選べない
  • 用途に合った材質が分からない
  • デザインをどうすればいいか分からない
  • 業者に頼むのが不安


この記事では、そんな不安点を解決できるよう、銘板シールやラベルの基本知識から業者の選び方、導入事例などを、詳しく解説していきます。

手間やコストを削減できる?銘板シールのメリット

銘板シールには、主に以下のようなメリットがあります。

コスト削減
金属製の銘板と比べて、製造コストを大幅に削減できます。
特に、少量多品種の製品はコストパフォーマンスに優れており、取り付け作業の手間も省けるため、人件費や作業時間を削減できます。

手軽さ
粘着剤付きなので、簡単に貼り付けることができます。また、貼り付けるだけなので、オフィスや工場での仕様変更にも迅速対応できます。

銘板シールの選び方

以下の点に注意すると、よりよい銘板シールを製作することができます。

素材
銘板シールの素材は、使用場所や用途に合わせて最適なものを選ぶことが重要です。
屋外や高温環境では、耐久性、耐候性、耐水性、耐熱性に優れた素材を、凹凸面には追従性の高い素材を選びましょう。また、薬品を使用する場所では、耐薬品性に優れた素材を選ぶ必要があります。

サイズ
銘板シールの大きさが大きすぎると、邪魔になったり、はがれやすくなったりする可能性があります。逆に小さすぎると、情報が見えにくくなる可能性があります。
最適なサイズを選ぶことで、はがれにくく情報も見やすいシール銘板を作ることができます。

デザイン
文字の大きさ、色、配置などを工夫し、製品やブランドイメージに合ったデザインを心掛けましょう。

粘着剤
貼る場所や目的に合ったものを選ぶことで、目的に合った銘板シールを作ることができます。
下記に粘着剤の種類と特性を、一覧にしてまとめました。

強粘着
粘着力がとても強いタイプ。一度貼り付けるとはがれにくく、長期間での使用に適しています。
【例】製品の銘板シール、注意喚起ラベル

再剥離
一度貼り付けても、後からきれいにはがせるため、貼り付け位置を変更したり、一時的に貼り付けたい場合に適しています。
【例】POP広告、キャンペーン告知シール

弱粘着
粘着力が弱いため、簡単にはがせるのが特徴です。主に屋内での使用や、頻繁な貼り替えが必要な場合、貼り付けたものを傷つけたくない場合に適しています。
【例】商品の値札シール、一時的な仮止めシール

プリントスの銘板シールで使用している基材

リタック材料
貼ったり剥がしたりできる再剥離性を持つ材料のことです。一時的な表示や貼り直しが必要な場合に使用されます。

フィルム材料
薄くて柔軟性のある素材です。また、透明性や光沢があり、デザイン性を高めることができます。

白コート
素材の表面に白色の塗料やインクなどが、塗布、印刷された素材です。

銀シール
PET素材(ポリエチレン)の表面に、銀色のアルミ蒸着を施したシールです。光沢を抑えた消し銀という種類もあります。耐熱性、耐水性に優れており、屋外や水場で使用するシールに多く利用されます。

現場に貼り付ける際の注意点

作業現場や製品に銘板シールを貼りつける際は、以下の点に注意しましょう。

貼り付け面をきれいにする
汚れやホコリ、油分などがあると、粘着力が低下する可能性があります。

気泡が入らないようにする
気泡が入ってしまうと、見栄えが悪くなるだけでなく、はがれやすくなる可能性も高まります。

均等に圧着する
均等に圧着することで、はがれを未然に防ぐことができます。

業者の選び方

銘板シールを製作する業者は、以下のポイントを参考に選びましょう。

実績
豊富な実績と経験を持つ業者を選びましょう。過去の製作事例や顧客の評価などを確認するとよいでしょう。

技術力
提案力やデザイン力、印刷技術など、高い技術力を持つ業者を選びましょう。サンプルや試作品の作成を依頼するのも良いでしょう。

対応力
問い合わせへの対応や納期管理、アフターフォローなど、丁寧で迅速な対応をしてくれる業者を選びましょう。

プリントスの銘板シールが選ばれる理由

プリントスは創業以来、工業銘板の製作に携わってきました。
数ある業者の中から、プリントスの銘板シールが選ばれるのには以下のような理由があります。

高品質へのこだわり
素材へのこだわり
用途や使用環境に合わせて、最適な素材を選定します。
【印刷技術
高精細な印刷技術により、文字やデザインを鮮明に再現。また、点字印刷や抗菌印刷などの特殊印刷技術を用いることで、付加価値を与えた銘板シールを実現します。
【加工技術
カッティングプロッター加工やトムソン加工により、様々な形状やサイズの銘板シールを製作可能です。

提案力と対応力
【専門知識
長年のメーカー企業様との取引で培った経験と専門知識を活かし、お客様に最適な素材やデザイン、製作方法をご提案いたします。
【柔軟な対応
デザインデータの作成、製版、印刷、加工、仕上まで、すべて社内一貫生産で行う体制を整えているため、急な納期や仕様変更などにも迅速かつ柔軟に対応いたします。
【納期】
ご注文から出荷までにかかる日数は、約2週間をいただいております。内容や数量によって異なります。お急ぎの場合は、お気軽にご相談ください。
【小ロットOK
1枚からご注文いただけます。試作開発品の小ロットのご注文はもちろん、大量ロットのご注文も承ります。

実績と信頼
【豊富な実績
長年にわたり公共事業、医療福祉、工作機械、検査装置、通信機器など様々な分野の企業様とお取引させていただいた中で培われた豊富な経験とノウハウは、プリントスの強みのひとつです。
【信頼性
高品質な製品と丁寧な対応により、お客様からの信頼を得ています。お客様に安心してご利用いただけるよう、常に品質管理を徹底しています。
また、ISO14001やISO9001など、第三者機関からの承認を得ることで、お客様に安心していただけるサポート体制を整え続けています。

プリントスは、高品質・提案力・対応力・実績の4つの強みを活かし、お客様に最高の銘板シールをお届けします。

商品一覧

プリントスでよく製作している製品を、ご紹介いたします。

社名ロゴシール・製品ラベル
製品に貼りつけることで、会社イメージを向上させます。

製品の識別・管理ラベル
工業機械のシリアルナンバーや型番などを記載し、製品の識別や管理を簡単にします。

注意ラベル・警告ラベル
意事項や警告表示を記載した銘板シールを使用することで、事故防止に役立てています。

まとめ

この記事では、銘板シールの選び方、素材、業者の選び方、導入事例などを解説しました。
銘板シールは、製品の情報を表示するだけでなく、コスト削減やブランドイメージ向上にも貢献します。

プリントスでは、お客様のニーズに合わせた高品質な銘板シールを製作しています。
ご相談やお見積り、ご注文などは、お問合せフォームからお気軽にご連絡ください!

企業情報

社名  :プリントス株式会社
所在地 :〒491-0124 愛知県一宮市佐千原垣崎61
事業内容:電気機器、工業部品に使われる各種銘板の製造

メール :office@printos.co.jp
電話  :0586-52-5077
営業日 :月~金曜 8:30~17:30(土日祝を除く)

プリントスの会社概要はこちらをご覧ください。

関連コンテンツ

工業製品シール
点字パネル・シール
カッティングプロッター加工
トムソン加工